Oracle CloudでJitsi Meet－その４ ミーティングルーム作成者限定
現状だと，アドレスを知っていれば，誰でも勝手に利用できます。作成したミーティングルームに対してはパスワード設定は出来るものの，勝手に作成されたミーティングルームを使われる懸念があるので，ミーティングルーム作成者を限定します。
使用しているドメインがtesttest.pgw.jpだとして，以下のようにします。
ファイル名にドメインが含まれるのでどこまでがドメインかをよく見極めてください。
sudo vi /etc/prosody/conf.avail/testtest.pgw.jp.cfg.lua
24行目かそのあたりに
VirtualHost "testtest.pgw.jp"
があるので，そのすぐ下の
authentication = "anonymous"
を
authentication = "internal_plain"
に変更して，最後に以下の3行を追記する。ドメインの前のguest.を忘れないように。
VirtualHost "guest.testtest.pgw.jp"
authentication = "anonymous"
c2s_require_encryption = false
またまた，ドメインを含むファイル名です。configの前はピリオドではなくハイフン。
sudo vi /etc/jitsi/meet/testtest.pgw.jp-config.js
9行目くらいに
domain: 'testtest.pgw.jp',
があるので，その下に（別に上でもいいが）以下の1行を追加。最後のカンマを忘れない。
anonymousdomain: 'guest.testtest.pgw.jp',
最後のファイルはファイル名固定です。
sudo vi /etc/jitsi/jicofo/sip-communicator.properties
以下を追記。
org.jitsi.jicofo.auth.URL=XMPP:testtest.pgw.jp
ミーティングルーム作成可能ユーザーとパスワードを登録。
prosodyctl register username testtest.pgw.jp yourpassword
Jitsiのサービスを再起動
sudo service jicofo restart
sudo service jitsi-videobridge restart
sudo service prosody restart
sudo service nginx restart
これで，登録された人しかミーティングルームを作成できなくなります。
ホストなら［私はホストです］を押下で認証を求められます。
前述の通り，アドレスを知っていれば誰でもミーティングルームに入れてしまうので，ミーティングルームにパスワードを追加しておくことをお勧めします。
【参考サイト】
